酸性ストレートならでは

以前アップしたお客様に似てますが、毛先はブリーチの履歴があり、全体に膨らみやすい癖です。

Before
癖の強さは10段階中3〜4あたり

このダメージ具合だとよくあるアルカリを使った縮毛矯正は断られるか毛先はチリチリになる可能性がかなり高いです。

そこで今回は

ブリーチの部分を見極た上で、ブリーチ以外の部分は微酸性の薬剤phは肌よりやや下です。毛先の部分は弱酸性の薬剤をチョイス。

薬剤を塗布後に行うのは、特殊な処理です。

「疎水化」と言う作業です。難しいので、すっとばしますが簡単に言うと髪の毛が水分を嫌う処理のことです。

痛んだ髪の毛は「親水化」と言って水をどんどん吸い込みます。

これが縮毛矯正の作業上ダメージの原因となりやすいのです。

毛髪内に残り過ぎた水分。
そこに高温のアイロンを入れると毛髪内の水分が一気に蒸発することで毛髪が耐えきれずチリチリになってしまいます。

適度で均一な水分が大事です!

難しい話はここまで

Afterがこちら

見違えるようですね。

手触りも酸性縮毛矯正特有の柔らかい質感です。

施術する方は慎重になるので、神経を使いますが喜んでいただける顔を見ると疲れも何処かにいっちゃいますね!

先程いった疎水化をすると水を嫌う代わりに油を吸着するようになるのでオイル系のトリートメントは相性バツグン!

梅雨を迎えます!

ご相談、ご予約宜しくお願い致します!

縮毛矯正特化美容師日記

美容師には分かるが、お客様には分かりづらい事が多々あると思います。それを分かりやすく専門用語は出来るだけ使わずにお客様が理解できる言葉を選んで日々の施術を掲載していきます。

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